印刷業界における印刷事故について

お馴染みの新聞や雑誌、書籍やポスター、名刺やチラシなど、それ以外にも世の中には実に多くの印刷物がありますが、希に漢字が間違っていたり、紙が折れていたり、写真の画像が反転してしまったりしていることがあります。それらは皆、印刷事故の一種であると言えます。

印刷事故にも様々なものがありますが、とにかく正常な印刷物とは異なってしまっているものは、全て何らかの事故による出来損ないだと考えて差し支えはないでしょう。もしもそんな出来損ないを世に送り出してしまったとしたら、印刷関係者としては大変な不名誉となってしまいます。もちろん、お客様にも消費者の皆様にも顔向けできません。

ですから印刷会社においては、印刷事故の予防と撲滅には非常に気を遣っています。日頃から印刷機の手入れは入念に行い、パソコンやその他の機材も故障の無いようにメンテナンスしています。

そして、それ以上に大切なのは、チェック体制の強化です。何だかんだ言っても印刷物というものは、最後は人間の目でしっかりと確認をしなければならないのです。誤植、版ズレ、落丁など、目視による安全確認こそは事故防止の最後の砦だと考えて間違いありません。オンデマンドが多いポスター印刷などにおいても、色ずれやフォントずれ,画像配置ずれ,あるいは印刷データミスや配送ミスなど、絶対にあってはならない印刷事故が多くあります。

しかし、それでも世の中から印刷事故は無くなりません。大手から中小零細に至るまでの全ての印刷所では、事故を完全に無くすことは、事実上、不可能なのだと言わざるを得ません。ただ、それを限りなくゼロに近づけるため、毎日一生懸命に頑張るのみです。

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