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ポスター印刷のやり方を一から教えます!

ポスター印刷のやり方

ポスター印刷のやり方を一から教えます!

ポスター印刷は印刷業者に依頼する方法と自分で行うやり方があります。いずれにしろ正しい方法で印刷できる環境を整えておかないとデザインがずれたり,文字化けしてしまうなどのトラブルを抱えてしまうことになりかねません。ポスター制作はデザインだけで完結するのではなく,印刷が終わった段階ではじめて完成したといえるのです。

まずソフトのバージョンを確認する

印刷業者に印刷を依頼する場合には納期や価格のほか,自分が作成したグラフィックソフトのバージョンに対応しているかどうかを確認しておく必要があります。バージョンがひとつ違うだけでデザインのズレや文字化けが起こることがあるからです。

プリンターの性能を考慮する

一方自分で印刷を行う場合にはプリンター性能,あるいは性能の限界を踏まえたうえでデザインを行っていく必要があります。せっかく良いデザインをしても,プリンターの性能の限界でうまく印刷できないと,うまく印刷されなかった部分ばかりが目立ってしまう恐れがあります。

グラフィックソフトの性能に合わせるのではなく,プリンターの性能に合わせる。これが自分でポスター制作・印刷の両方を行っていくうえでの大前提です。

裁断を考慮して余白を取る

そのうえで余白に注意して印刷を心がけましょう。これは印刷業者に依頼する場合にも共通していますが,余白をゼロに設定していても印刷の際にズレが生じることで余白ができてしまう恐れがあります。家庭用のプリンターで印刷する場合にはなおのことこの問題が起こりやすいため,デザインのサイズは実際に印刷するポスターのサイズよりも少し大きめにとっておくのが原則です。

ただもちろん欠けてしまうことでグラフィックソフト上でのデザインと実際に印刷されたポスターとの間でイメージやクオリティに大きな差が生じてしまう,といったことは避けるよう気をつけましょう。

またこの少し大きめにとった部分は印刷会社に依頼した場合には最終的に裁断されますので,重要なデザインやテキストはこの余白よりも内側にレイアウトするようにします。

インクの性能によってクオリティに差が出る

インクの性能によっても印刷のクオリティに差がでてきます。色合いにこだわったポスターにする場合には,きれいに色合いを印刷できるインクを使うようにしましょう。ちょっと値段が高くなりますから対費用効果がどれだけ得られるのかも考慮したうえで決めたいところです。

印刷の質に影響する用紙選択

同じように使用する紙選びも忘れてはならない点です。ポスターの場合は専用の光沢のあるフォト光沢紙,光沢がないマットコート紙上質紙といった選択肢の中から紙を選んでいくことになります。

質の高さではフォト光沢紙が一番ですが,自分で印刷する場合にはマットコートの方が印刷しやすいので適しているとも言われます。こうした基本的なポイントを踏まえ,デザインと印刷時のギャップがなるべく少ない形で印刷できる環境づくりを心がけていきましょう。

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