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ポスターをインテリアとして効果的に使うコツを教えます

インテリアとしてのポスター

ポスターをインテリアとして効果的に使うコツを教えます

ポスターは基本的に宣伝のために作られるものです。ですから駅や店頭,イベント会場など多くの人が集まるスペースに貼られるのが一般的なのですが,魅力的なポスターの中にはインテリアとして役立つものもあります。センスのいいデザイン,ひと昔前のレトロなポスター,あるいは好きな芸能人やキャラクターを採用したポスターなどを部屋に飾っているという方も多いはずです。

そんなインテリア目的のポスターはとくに深く考えずに貼っているだけでも満足できるものですし,イベントのポスターなら楽しかった思い出を振り返る機会にもなってくれます。しかしせっかく貼るならインテリアとしての魅力を引き立たせるような貼り方,使い方を考えてみましょう。

掲示の仕方によって全く異なる印象を与えるポスター

まず「貼る」のではなく「設置する」。ポスターは通常貼るものですが,インテリアの場合は原則として設置する感覚で使いましょう。壁にベタっと貼ったり,画鋲で留めたりするのと,パネルに入れて設置するのとでは印象がまったく異なります。

魅力的なデザインのポスターなら絵画のような雰囲気をかもし出すことができますし,消耗品というポスター本来の特徴が薄れて高品質な印象を与えることができます。パネルに入れた方が劣化が少なく長持ちさせることができる点も見逃せないメリットでしょう。

ポスター掲示における余白の効果

パネルに入れて設置する場合にはポスターのサイズよりもやや大きめのものを選ぶとよいでしょう。サイズに合わせるよりも余白を多く作った方が絵のような雰囲気をかもし出すことができてよりスタイリッシュな感じになります。少し設置スペースが必要になりますが,それだけの価値は十分にあるはずです。

同じように周囲の余白も十分に確保しましょう。複数のポスターを並べて設置する場合にはくっつけすぎずに十分なスペースの余裕を確保して並べる,一枚だけ設置する場合でも最低でも周囲15センチくらいは壁に何もない環境を心がけましょう。この余白が見る人の視線と意識をポスターへと集中させるとともになんともいえない上質な雰囲気をかもし出してくれます。

フォーカルポイントを活かしてインパクトを高める

インテリアでは「フォーカルポイント」が大事だとよく言われます。簡単に言えばその空間にいる人たちの視線が自然と集中する部分です。和風建築なら床の間,西洋建築では暖炉の上が代表的な例として挙げられますが,こうしたフォーカルポイントを意思的に演出し,そこにポスターを貼ることでインパクトを高めることができます。このあたりは少しセンスが問われますが,試行錯誤を繰り返しつつ楽しみながらポスターの魅力的な設置環境を検討していきましょう。

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